手作りマスクに精油の抗菌スプレーでさらに予防しましょう♥

市販のマスクが手に入らない今、家庭にあるハンカチやガーゼなどを利用してマスクを手作りしている方も多いのではないでしょうか。
私も、以前購入しておいた使い捨てマスクがあっという間になくなり、薬局やネットで買おうとしても売り切れ状態。こうなったら自分で作るしかないと思い、家にある材料で手作りしました。
手作りマスクは、使い捨てマスクと違い、洗ってくり返し使えるのでとても重宝です。ただ、抗菌・抗ウイルス作用はないので、家庭でできる対策の一つとして、抗菌作用のある精油を使ってマスク専用のスプレーを作ってみませんか。外出時にマスクの外側にシュッシュッと吹きかけて、さらに予防しましょう。

■準備するもの(出来上がり量約50ml)

・精油…抗菌作用のある精油 合計20滴程度
今回使用する精油は、ティートリー、ユーカリ(グロブルス)、ゼラニウム、ラベンダー(真正)の4種にしました。
4種×各5滴=20滴
その他、ペパーミント、レモン、オレンジスイート、ネロリ、サイプレスなど好みで。
※精油選びは、必ず表示を確認。植物から抽出された天然の精油を使用してください。
・エタノール…5ml
精油はエタノールによく溶けるため、まず精油とエタノールを混ぜてから精製水を入れると精油と水がなじみやすくなります。
無水エタノール(水で薄めていないエタノール)がよく使われますが、アルコール度数の高いウォッカなども代用できます。
・精製水…45ml
不純物を取り除いた精製水や蒸留水がよく使われますが、水道水や飲料水を使用しても問題ありません。
・用具…耐熱ガラスビーカー、耐熱ガラス棒、スプレー式遮光ビン(50ml用)、ラベル

〈作り方〉

①ビーカーにエタノールを入れ、抗菌作用のある精油を合計20滴加える。
②ガラス棒でよく混ぜ合わせる。
③精製水を加え、よく混ぜ合わせたら、容器に移し、作製日などを記入したラベルを貼る。

※精油の濃度を1%以上にするときは、肌につけないように十分気をつけてください。
また、使用するときは、容器をよく振ってからマスクの外側にスプレーしてください。
容器は、直射日光の当たらない冷暗所に保管し、開封後は早めに使い切ってください。